ご無沙汰しています、ガズです。
SNSを見ているとお忙しく充実してらっしゃるご様子(*^^*)流石だし何よりです!
さて、昨今のコロナ自粛や仕事的モヤモヤが頂点に達したものの、自粛で飲みもできない状態がとてもストレスで、
先ほどカウントダウンTV見てて何だか無性に吐き出したくなり、しかし音楽な友人もあまりおらず、
前熱く語ったのが思い出され小田君に聞いてもらおうと思った次第です(^^;
唐突にこちらから送るのも迷惑でしょうし、気の向いた時にウザったくなかったら、居酒屋にいるつもりで読んでいただけたなら(^^;
もちろん小田君の思いや信念とはズレがあると思いますが、それも良かったらいつか聞きたいです。
長くなりそうなので、WEBにテキスト落とします。
最近、イベントやライブが全然なく、これは箱ものだと1年単位で見ないとしんどいのかなと思ったりしてます。
個人的にはイベント裏方やボイパ出演、派生のフライヤ作りなどしてたので、仕事見直さないとヤバいなと感じてますが(^^;
生で集まってはいけないとなると、アーティストにとってもキツいですよね。。
配信のみでは限界があると思うし、アイドルやら、中堅のプロダクションなど死活問題という噂も聞きます。
この機会にyoutubeやSNSなど始めた人も沢山いますが、1億総発信社会ではよほど研究や変わったことしないとファンを増やすとかキツそうな気もします。
こんな時思うのが、前から感じていたことなんですが、有名な人が有利な世の中だなということ。。
これも一種の格差なのか。。発信力持ちたいなぁ。。
まぁ、だから皆テレビの露出とかいわゆる芸能活動を重視するのかなと思いますが(^^;
■前書き
僕は自分をミュージシャンだと思っておらず、単にその業界に近いところ、時には外から音楽ビジネスや回し方など分析実験してる人だと思っています。
それはTEEの時に東京の音楽の回し方を実際に見れたことと、いかに音楽業界が音楽してない人によって回されているか、
また自分がボイパという音楽でも表現でもないビックリ人間としての立ち位置でさげすまれた日々の蓄積wから来ています。。
放送業界やカープ、アクターズなどに関わっているのも、それぞれの業界を実際に体験して現状を知りたかったからです。
そこには笑われてしまうかもしれないですが、「東京に勝ちたい」という思いがあります。
…最近ポッキリ折れそうですが、笑
「東京に勝ちたい」と言うと、皆「出来るわけない」とか「お金がかかる」「地方には無理」とかスパっと切られます。
とても嫌でした。
夢は夢として大切にしようと思って脱サラしたし、真剣に語れた人は特に東京には沢山いたのも事実です。
具体的には、広島から東京で仕事できるくらいの歌手を出せないかというのが目標の最初の段階で、でもそこにも至ってない不甲斐ない自分ですが(^^;
夢だから許してください(^^;
■音楽への思い
それを念頭に活動する中で思ったのは、"芸能はボヤけているな"ということでした。
例えばシンガーソングライターだと、歌を作って場合によっては演奏して歌唱して届ける人。
しかし、結構シンガーソングライターと名乗ってる人で、曲を作らない人は多いと思います。
だとすれば単にシンガーであるなと思ったり。
たまに20代半ばのシンガーが「初めて作詞しました」とか言ってるの聞きますが、それではよほど頑張らないとソングライティングは難しいですよね。。
じゃあ何をしているのかと言えば、SNS時代には特に顕著になりましたが、ビジュアルに走ったり、活動を芸能に振ったりしています。
これは乱暴な言い方ですが、自分はライブも、歌や演奏の部分は"音楽"ですが、MCや構成は大きくは"芸能"だと思っています。
さっきボヤけていると書いたのは、色んな局面でこういった音楽と芸能が混じってるという意味です。
昔一緒に活動していたダンサーの多くが「僕は音楽しているんだ」と言ってましたが、
狭い意味では彼らは誰かの作った音楽を体で表現しているのであって、厳密には音楽はしてないと思います。
あくまで狭義の音楽は作ったりギターやドラムを叩いてる人だと思います。
よく言われることですが、オリコンチャートとかが音楽チャートではなくなってる、
これはどういうことだろうと考えましたが、ジャニーズや女性アイドルや声優やダンスグループは、
シンガーもしくは芸能で売っているのであってその混在チャートなのかなと思います。
アイドルについてはちょっと冷めた見方をしていて、あれは(曲はもちろん良いにこしたことはないですが)
ファンは女の子や男の子の"顔"を見に来てるのであって、何をやっても一生懸命なら沸いてくれると思ってます。
未完成な子の成長を楽しんでいる側面もあり、そうなるとシンガーでもなくて芸能なのかと思ったりします。
アクターズなどで、しばしば「世界に通じる歌手になりたい」との言葉を聞きますが、
客層がそこと一致してなくて、SNSなどでそのファンに引っ張られてアーティストになれない人を見かけます。
ちなみにアクターズは、あくまで表現者としてのシンガーを育てるところだなと感じています。
先生は本格派が好きですが、お客さんはアイドルが好きという二重構造もありますよね(^^;
■芸能について
歌手が芸能をするのは、あくまで芸能を利用して歌手活動を充実させる、という意味があると思っています。
ビジュアルは良いにこしたことはないですが、あくまで歌を引き立たせるためのもの。
タイアップにしても、それを獲ることによって知り合える人々を、第2波でどうやって自分のファンに引き込むか、
そのために例えばカープなどの知識をいかに持つか、といった具合で、多くの場合タイアップをせっかく獲っても「点」としてしか利用できてなくて、
それだと営業が増えることくらいなので、せっかくのチャンスがもったいないと感じます。
アイドルさんたちは、歌活動から20代後半にはタレントにシフトすることも多いので、
だったら最初からタレントを狙った歌手活動を目標にスキルを磨いた方がいいと思います。
あくまで芸能は、目標を定めて、そこへ最短距離で行くために"成功への確率を上げていくもの"だと思っています。
インフルエンサーやビジネス系のSNS発信者など見ていると、よくインターネットを研究されていて、これはニワカじゃ勝てないなと思うこともしばしば(^^;
やるなら作戦を持つか全力で取り組まないとやる意味がないように思います。
ライブにしても「MC苦手なんです」と若手からよく聞きますが、全然MC練習してない人が殆どで。
TEE時代はまずはバレーの攻撃パターンのようないくつかの型のような台本があって、セリフのように覚え、それにアドリブを加えていったという理詰めでした。
「お笑いのアドリブはそう見えるだけであって、死ぬほど練習してるんだよ」、師の言葉です。。
芸能は基本「理詰め」だと思います。
■曲について
流行りの曲や曲調があって、取り入れないとダメだ、みたいなことを言ってたバンドの人がいましたが、確かにそれも大切だなぁと。
ただ、今日もカウントダウンTVを見てて、色んな曲調があるなぁと思いました。
どうしたら良いのだろうと思うことが度々あります。
今日見てたパターンで言うと、
・髭ダンやグリーンアップルのようなキャッチ―ボーカル天才系
・キングヌーのようなオシャレバンド系
・あいみょん的弾き語り系
・クラブ系
・YOASOBI、ヨルシカ、ずっと真夜中…、ネット系オシャレ音楽
・声優アニメタイアップ系
・韓流男性ダンス系、LDHやDa-iCE、ダンス顔系
・韓流女子、ダンス顔系
・ジャニーズ
・女性アイドル、プロデューサー付き など。
でも、ここで思うのは、皆ミュージシャンて目的が違うということ。
僕はあくまで分析している人なので、コダワリはソングライターほど強くなく、売れる曲メロディをひたすら追っている感じです。
でも売れる曲のことだけ考えるのは、音楽的には邪道と呼ばれることも多いでしょうね(^^;;前言われたことあるし。。
前にテレビで松本隆さんが「世の中の曲の8割はベストな歌詞ではない」とおっしゃっていました。
たぶん歌手のマンパワーとか知名度とか派生条件も絡み合って売れるのでしょうかね。。
もっと言えば"自分の好きな曲が自分の雰囲気に合致し、世間から支持される"と売れやすいのだと思っていて、
昔誰かが言っていた「自分の歌いたいものと、他人が自分に歌って欲しいと思うものは違う」ということかなと思います。
さっき書いたアクターズの演者とファンの思いのズレもそういうことかなと。
もっとも、それを徹底し過ぎるのも音楽人間としては悪だと思いますが、
アルバムの殆どの曲は自分のやりたいことでも、いわゆるリード曲は世間からの支持を優先すべきとも思います。
あと、派生するならば、メロディメイクとアレンジは全然別の仕事だと思っていて、
肝は良いメロディメーカーだと思うけども、それだけをやってる人は世間では圧倒的に少ないとも思ったりしてます。
そう考えるとやはり、歌詞などにしても、昔の分業制は意味のあったことかなと思います。
■結局どうなのか
色々とツラツラ書いてしまってすみません。
結局なんなのか。。なんでこういうのを書いてしまったのか。
こんな風に語り合える知人友人がいないということだと思っています。
友人仲間がいてこそ折れない。。
いつの間にか作り方も忘れてしまったし、どこかの一門に入るのも苦手だったり、色んな場所ではみ出している気がしていたり色々言われたりするので臆病になりまして。
自分が思い過ぎなのかもしれませんが、実際少しだけミュージシャンかじった立場で音楽の回し方などを考えている人全然会ったことないんですよね。。
メディアの人でもないし、バンドしててもボイパはハミるし、ボイパの集まりはマニアック過ぎて違うし、ダンサーたちにも馴染めない、実業家やビジネスマンとは違う。
そう、何者でもない。
小田君とは前に色々語れて嬉しかったんです(^^)
「作る」という裏方されてるからかなぁ。
今自分は何も残せてない立場ですが、それを棚に上げても、シーンを議論できる友人がいたらいいなぁと最近思ってまして。
やっぱ通常知り合う音楽人だと自分や自分のグループのことが当然主体で、全体のシーンのことを語れる人が少ないなと思っていて。
とりとめのない話でも何か新しい時代に向かってヒントが沸くような、そんな話がたまにできる人がいるとありがたいなぁと思っています。
一方的にすみません、ずっと一人でいると、かなりたまってて(^^;つい。
また終息したら、小田君の音楽に対する思いや目標なんかも語れたら嬉しいです。
変な時間に変なメールすみませんでしたm(_)m